Ableton Push 1の日本語文字化け対策

Abletonの中の人が、なぜそうすることに決めたのか分かりませんが、Live 10からブラウザーのメニュー表示の一部が日本語化されています。しかし、Push 1のディスプレイは日本語表示に対応していないので、Live 10のブラウザーで日本語表示されている項目は「??????」と表示されてしまいます。

この問題については製品版がリリースされる前のベータテスト段階でレポートしていますが、リリースまでの修正は間に合わなかったようです。

製品版リリース後もベータテストは継続されており、2018年3月の10.0.2b6時点では、どうやらLive 10のブラウザーで日本語表示している項目をPush 1に表示させる際に、英語に逆翻訳することでの解決を図ろうとしているようです。

しかし、上記の解決策は、ブラウザーで表示が固定されている項目(例:カテゴリ、サウンド、インストゥルメント)には有効ですが、お気に入り名やファイル名等のユーザーが自由に設定できる項目名については対応できませんのでユーザー側で以下の対応が必要となります。

  • Live 10に設定(入力)できる項目のうち、Push 1に表示される目には日本語を使用しない。(例:お気に入り名、トラック名、クリップ名)
  • Live 10で使用するファイルの名称と格納パスには日本語を使用しない。

なお、2018年3月現在の製品版では、Live 10のブラウザーで日本語表示している項目をPush 1に表示させる際の文字化け対策は実施されていませんので、対応策としては「Live 10の表示言語を英語にする」以外にはないようです。

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